年の瀬も迫り、あわただしくなってきました。
そして、多くの企業組織では年末年始休暇が始まろうとしています。
夏季休暇の際にも「長期休暇とセキュリティ」のコラムで気を付けるべき点を紹介いたしましたが、今回のコラムでは、ネットワーク機器のセキュリティ対策を紹介します。
長期休暇での気を付ける点をおさらいしておきます。
休暇前に行う5つのこと
・緊急連絡体制と対応手順を確認する
・サーバー、パソコン、ネットワークなどの機器を厳重に管理する
・OSやソフトウェアを最新バージョンにアップデートする
・バックアップを取得する
・テレワーク業務の確認をする
休暇中に行う3つのこと
・メール内容を慎重に確認する
・偽の警告にだまされないようにする
・テレワーク業務を慎重に実施する
休暇明けに行う3つのこと
・最新の定義ファイルでウィルスチェックを行う
・OSやソフトウェアを最新バージョンにアップデートする
・インターネットサービスのアカウントを確認する
そして今回はネットワーク機器への対策もしておきます。
ネットワーク機器とは、ルーターやファイヤウォール、Wi-Fiアクセスポイントなどです。
ネットワーク機器のメンテナンスは業務停止を伴う場合が多く、また日頃は目の届かない機器でもあります。
知らない間に不正アクセスがあったり、新しいファームウェアが出ていたりしていますので、パソコンやサーバー同様に定期的なチェックが必要です。
ネットワーク機器のチェック事項は2つです。
設定内容を保存する
ネットワーク機器の管理画面で機器の設定情報を保存することができます。
万が一のために、設定情報をバックアップしておきます。
ファームウェアをアップデートする
ネットワーク機器のメーカーサイトで最新のファームウェアを入手することができます。
ネットワーク機器の管理画面にアクセスして、最新バージョンにアップデートします。
特にファームウェアについては、メーカーサイトを定期的に確認しておくことをオススメします。
安心安全なIT利用のために、できる限りのセキュリティ対策をお願いいたします。
結論:ネットワーク機器のファームウェアも最新にしておこう!
プラスエス(+S)はお客様にさまざまな”S”を提供します。
Satisfaction、Solution、System、Support、Security、Smile & Sun