警察庁も参加したユーロポール主導の国際共同捜査で、サイバー犯罪集団「Lockbit」の主要メンバーが摘発され、使用されていたサーバーがテイクダウンされました。
(ユーロポールと日本の警察庁が2024年2月20日夜に発表した内容です。)
Lockbitはランサムウェアを使用し、世界各地のインフラにサイバー攻撃を仕掛けており、日本国内でも医療機関や港湾施設などで被害が確認されています。
今回の発表によりますと、サイバー攻撃は2020年ごろに始まり数十億ユーロの被害があり、国内でも2021年以降100件以上の被害が確認されています。
国際共同捜査には日米やヨーロッパの10カ国が参加し、被害企業などから盗んだ情報を公開していたサイトや、攻撃に使用していた34のサーバーをテイクダウンしました。
また、警察庁はLockbitのランサムウェア攻撃によって暗号化されたデータを復号するツール「Decryption Checker for Lockbit 3.0 Ransomware」を開発し、世界的に使用可能になったと発表しています。
復号化ツールはNo More Ransomサイトで入手することができます。
⇒ https://www.nomoreransom.org/ja/index.html
結論：ランサムウェアの相談は警察にも！
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