遅い報告となりましたが、10月に「医療情報技師」の資格を取得しました。
医療情報技師とは、日本医療情報学会が認める民間資格の1つで医療分野の情報システムの企画、導入、運用・保守管理を行う専門職です。
医療分野にも必要なセキュリティ対策となりますので、医療のことも知っておかなければなりません。
今回のコラムでは、情報処理安全確保支援士と医療情報技師の資格のコラボでどのように医療機関のセキュリティ向上を図っていこうとしているのかを書いてみようと思います。
1.医療情報のセキュリティ評価:
第三者の視点で医療情報システムのセキュリティ評価を行うことができます。
これにより、医療機関は医療情報システムの安全性を確保し信頼性を高めることができるため、患者のプライバシーを守り、規制要件を遵守する支援が可能となります。
2.医療機関向けトレーニング:
医療従事者に対する情報セキュリティトレーニングを提供することができます。
スタッフが適切なセキュリティプラクティスを理解し、実践できるよう支援することで、セキュリティ意識の醸成が可能となります。
3.セキュリティポリシーと関連規程の策定:
医療機関向けのセキュリティポリシーと関連規程を策定することができます。
医療情報システムの安全管理に関するガイドラインをもとにした情報セキュリティの基準を設定し、適切な対策を講じる手助けができます。
組織全体で一貫性のあるアプローチを取り、リスクを最小限に抑えることができます。
4.セキュリティインシデント対応:
『起こったことを想定』したセキュリティインシデントの迅速な対応と復旧をサポートすることができます。
データ漏洩や攻撃から患者情報を保護し、リスクを最小限に抑えます。緊急時にスムーズな対応ができ、医療機関の信頼性を高めます。
5.法的コンプライアンス:
医療機関に対して、セキュリティ規制や法的コンプライアンスの要件を理解し、実装する支援を提供することができます。
情報処理安全確保支援士と医療情報技師の資格は、規制順守において重要な役割を果たしていますので、法的コンプライアンスを遵守することで患者情報の安全性を確保し、法的トラブルを回避します。
現時点では個人的な展望となりますが、今後は情報処理安全確保支援士会と各都道府県の医療情報技師会や医療サイバーセキュリティ協議会とのコラボで安全安心な医療情報システムの継続運用を目指していきたいです。
結論:万全なセキュリティ対策で診療の継続を!
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